下水へつながる排水管の水漏れの原因は

■避けることができない経年劣化の流れ

使った水をどうやって処理するのか、太古の時代から重要なものとされてきました。江戸時代から日本は下水も作り上げ、衛生的な環境を作り上げてきています。今でも使った水は適切に処理され、衛生的な環境が作り上げられている基礎です。
各設備に取り付けられている排水管から下水に流され処理されていきますが、途中で水漏れを起こしてしまう可能性も出てきます。主な原因は経年劣化です。排水管でいえば、20年前後というのが一般的な耐用年数となります。現代では、さらに寿命を伸ばすために耐久性に優れた素材が開発されたり、屋外に設置されている場合は紫外線の影響を強く受けやすいために定期的に塗装を行うなど、適切なメンテナンスを行ってなるべく長く使い続けられる工夫が取り入れられています。また、使用期間の経過によって内部に汚れが付着して蓄積されやすくなることから、高圧洗浄を行うなどのサービスも広く実施されています。
耐用年数を経過したからと言って、すべての配管が、たとえば20年ぴったりで劣化や破損が起きて水漏れを起こすとは限りません。非常に広い時間で考える必要もあり、10年で水漏れするケースもあれば、20年使ってもなにも問題がないという場合もあります。予測は大変難しくなりますが、配管の状況を確認しておけば、このような問題があっても対応ができるのは間違いありません。破損していなくても、点検することで、いつ問題が起きるのか、予測もしやすくなります。新品の時は20年前後が寿命であるというアバウトな想定しかできなかったことが、点検とともに精度を上げて修理しなければいけないタイミングが見えてくるからです。

■外的な力による破断

衝撃の問題は、排水管の水漏れに大きな影響を与えるポイントです。力がかかったことで、破損するのは、耐力を超えてしまう力がかかったためです。排水管は円形をしており、内部からの力にも、外部からの力にも耐えやすい構造を持っています。しかし、地震の揺れのような強い力に贖えるほどではありません。塩ビなどは粘りの強い素材であり、簡単に破損したりはしませんが、あまりに強い力がかかれば、割れてしまうことも出てきます。接続部品にしても同じで、力を与え過ぎたことで、ゆがんでしまうことも珍しくありません。ゆがみが生じれば、元に戻ろうとする力も働きますし、その力よりも強ければ、ストレスにより破断します。
外部からの力という部分では、経年劣化とのつながりもなく耐力を大幅に下げることになります。部材としての体力が下がれば、その分だけ経年劣化も早まるのは道理です。曲げられる力がかかれば、流れる排水にも抵抗が発生します。ここに異物がつまりやすくなるようなことも起きますし、非常に危険な状態になる場合も少なくありません。
外部の力という部分では、なにも地震だけではなく、地下の地盤沈下によっても引き起こされるところが重要です。地震では、いきなり力がかかることがわかりますが、地盤沈下は地震に比べて緩やかに力がかかり続けます。排水管はいきなり破損して水漏れを起こしたように見えても、実は長時間に及んで圧力が掛かっていた、ということも珍しくありません。床にゆがみが出てきていると感じているときには、配管も確認してみた方が良いでしょう。

■凍結によって破損する状況
破損の原因として、水の凍結もあります。水道管の凍結による破損はよく知られていますが、水が流れる以上排水も例外ではありません。水の特性として、凍ると体積膨張を起こします。内部から外部へ強い力が働いていくことが、大きな問題につながります。排水管の形状から、なかなか起こるわけではありません。力は弱い方向へと逃げていきます。水道管のように管の中に水が満たされているわけではない排水管は、凍結したとしても空いている空間に力が逃げていくため、そこまで深刻ではありません。ところが、こうした条件を満たせないことも出てきます。
排水管は、床下から横方向に伸ばしていく場合があります。このときに、水が満たされているような条件が出来あがる場合が問題です。仮に排水管内で異物がつまっており、完全に排水されないような状態であれば、内部に水を保ちます。この水が凍結するとされているのは、外気温が-4度以下になったときです。配管は地中などにあり、保温もされているため、0度では凍りません。-4度にもなってくると、熱も奪われるようになり凍結する可能性が高まります。どこかで凍ると、排水は流れなくなり、そこに排水が溜まりこみ、また凍るという悪循環も考えられます。一度凍結による破損が起きれば、破損した部分が直ることはなく水漏れも止まらなくなるため、配管を交換するしかありません。
さまざまな状況を考えても、点検しておくことが、排水管の維持には欠かすことができない条件です。点検するだけで、安心して使えますし、今後どのようなトラブルが起きるのかの予測もつくようになります。

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